前回はインテリアを時代を基準に分類してみました。
次は【国・地域】という視点からインテリアを見ていきたいと思います。
まずはアメリカの地域を見ていきましょう。
・アメリカ・
~ニューヨーク~
「マンハッタンスタイル」
ニューヨーク州マンハッタン地区をイメージさせるスタイル。
赤茶色のレンガの建物が特徴的ですよね。
室内もこの赤茶色のレンガの壁にすることでニューヨーク感を出すことができます。
ブルックリンスタイルともっと違いを出したいのであれば、レンガを白ベースに変え、シンプルなモノトーンの印象を強調するのも一つの手です。
白をベースカラーとして、インパクトのある大きさ、デザインのものをスッキリと配置し、配色を3色以下にするよう意識すると雰囲気が出てくるはずです。
「ブルックリンスタイル」
今、流行っていますよね!
ブルックリンもニューヨーク州5区の一つです。マンハッタンと比べ、若者や芸術の文化が豊かなエリアです。倉庫や古いアパートが立ち並びます。
開拓時代からの伝統的なサイディングの建物が多いことが特徴です。家賃の安さから、移民や労働者、アーティストなどが集まるようになり、流行最先端の街でありながら、古いものも活か
して楽しむ考えがあるみたいですね。
あえて露出配管だったりダクトがむき出しだったりと、その無骨さが雰囲気を出しています。
ブルックリンスタイルでは黒アイアンを使ったシンプルなヴィンテージ家具がピッタリ。
古木や足場板も簡単に購入できますし、レンガやコンクリート打ちっぱなしはクロスで表現可能です。DIYに向いているスタイルと言えますね。
~カルフォルニア~
「西海岸風スタイル」
アメリカ西海岸の雰囲気を表現する人気のスタイル。暖かい太陽と海辺のリラックスした空気感が特徴。
ゆったりとした大きめなソファを置くと効果大!
デニム地やブルー系で爽やかさをプラスするといいですね。
大きなソファの上にたくさんのクッションを置くとグッと雰囲気が出ます。(アメリカっぽい!)
ネイティブアメリカンっぽい柄やヤシの木などは西海岸のイメージ合います。流木を大胆に配置するのもいいかもしれません。
海、爽やかな風を意識してみてください。
意外と100均で買えるもので色々アレンジできます。
~メキシコ~
「メキシカンスタイル」
多色でにぎやかなメキシカンスタイル。
陽気でパーティーが大好きなメキシコらしい色に囲まれた空間です。外壁もピンクや黄色に塗ってしまうし、伝統的な民族衣装や織物にも大胆な色が使われています。
インテリアに取り入れる際にはあせらず、まずは2〜3色にまとめようにするといいでしょう。
家具などのモノはシンプルにして、エスニック調の織物を掛けるだけで雰囲気が出ます。織物はソファに掛けてもいいし、壁に掛けてもオシャレですね。
小物は置く場所を絞り、まとめると失敗しにくいです。