おうちづくりは人生計画の中で大きいプロジェクトの一つ。
そのプロジェクトを進めるにしても
何から始めたらいいのだろう??と頭を抱えている方は、新しいおうちの「構想」を考えてみることからスタートしてみましょう。
◇おうちの「構想」を考える
構想とは、どんな家にしたいのか、何が必要なのかなどの新居のコンセプトです。
コンセプトは、どんな暮らし方をしたいのか、家族の未来を考えるということを元に決まります。
また、住まう方一人ひとりの暮らし方が重要なカギとなります。
コンセプトを考える時、何をもって「一般的」と考え、また、何を重視して家づくりを進めるのかは、
そのご家族の考え方や暮らし方によって様々です。
また、同じ家に住んでいる家族の暮らし方は人の数だけあり、ご家族それぞれによって現在の住居に
対する不満や満足度も多様です。
ご家族で新居に対する想いや現在の住居に対する不満などをじっくりと話合い、取り入れるべき点と
そうでない点、また、取り入れるべき点の優先順位などをよく整理しておくことが大切です。
事前に構想が明確であればあるほど、その後の計画はスムースに運び、ムダな費用や時間も節約する
ことができます。
例えば、追加が増えて予算を上回る時も、要望の優先順位がハッキリしていれば、
何を削ればいいかを簡単に判断しやすくなります。
◆家づくりに関わる「依頼先」を考える
構想を立てることができたら、次にその構想を叶えるためのおうちづくりの「依頼先」を考えてみましょう。
構想が同じでも依頼先が違えば違う印象のおうちになっていしまいます。構想にあった依頼先を選ぶことが家づくりの成否を分けます。
そのためには依頼先の特徴を十分に理解することが重要です。それぞれの家族に様々なライフスタイルがあるように、
家づくりの依頼先にも様々な特徴があります。構想にあわないキャストを選んでしまうと、思い描いた構想とまったく違う方向に
計画が進んでしまうことになりかねません。
例えば、考え方の違いによって意思の疎通がままならず、費用が余計にかかってコストパフォーマンスが悪くなってしまったり、
不満だけが残る結果に陥ってしまいます。
依頼先にはハウスメーカー、工務店、設計事務所と様々な種類があります。それぞれのメリット・デメリットを把握し、さらに各社の特徴や
担当者の人柄などを観察して、ご自身やご家族にピッタリあった依頼先を探すことが必要です。
大事なプロジェクトを短くない期間を同じ目標に向かって過ごすわけですから、その間に良好な信頼関係を維持できる相手かどうかは何より重要です。
信頼関係を築けなければ、小さな行き違いでもお互いに疑心暗鬼の悪循環に迷い込み、最後は計画が崩壊することさえあります。
一方、良好な信頼関係があれば、多少のトラブルでも力を合わせて簡単に乗り越えられますし、乗り越えられればますます信頼関係が深まり、
より良い家づくりへと近づき満足したおうちができます。
参考:NATURE LAVIE~ナチュールラヴィ~
ツナグ茶会(おうちづくり勉強会・お金のこと勉強会・メンテナンスDIY)